日本セルフケア協会では、
【誰でも】【一人で】【簡単に】行える
ストレッチやエクササイズを研究し、世の中に普及する活動を行っています。
日本においては、肩こりと腰痛を自覚する人の比率が最も高くなっています。
[厚生労働省 2019年国民生活基礎調査 性・症状別にみた自覚症状のある者(有訴者)率(人口千対)]より上位5症状抜粋
肩こりや腰痛には、さまざまな原因があります。
そのなかでも特に多いのが、筋肉や骨格がアンバランスな状態になっているために起こるものです。
アンバランスな状態とは、ある部位の筋肉が硬くなり、他の部位の筋肉が緩んでいて、つり合いが保てていない状態のことです。
その結果として、骨や関節の位置関係がずれて、肩こりや腰痛を感じるようになります。
デスクワーク中の姿勢
車を運転中の姿勢
立ち仕事中の姿勢
自宅のソファでくつろいでいる時の姿勢
など、筋肉や骨格をアンバランスな状態にしてしまう姿勢は、日常生活ではよくあることです。
しかし、仕事や生活をする上で、そのような姿勢になることは避けられません。
さらに、マッサージや整体などに通うだけでは、根本的に改善することはできません。
それでは、どうすれば良いのでしょうか?
2つの重要なこと
最も重要なことは、たったの2つです。
①できる限り同じ姿勢を続けないこと
②ストレッチやエクササイズを行うこと
①に関して、人間の体は、30分ほど同じ姿勢を続けていると、その状態で筋肉や関節がかたまってきてしまいます。
さらに、血液循環が悪くなり、様々な病気や怪我のリスクを高めてしまうのです。
解決策としては、30分に1回は姿勢を変えること。
つまり、
座っていた人は30分に1回は3~5分程度立つ
立っていた人は座って休む
ということを一日中、そして毎日、心がけることです。
②に関して、同じ姿勢を続けてかたまってしまった筋肉にはストレッチ、弱ってしまった筋肉にはエクササイズが必要です。
ただし、注意しなくてはいけないことがあります。
ストレッチやエクササイズなどのセルフケア種目を行う際には、
a.正しいフォームで行うこと
b.正しい順番で行うこと
が重要です。
a.については、当然のことながら、間違ったフォームでストレッチなどを行えば、怪我の原因になってしまいます。
b.については、いきなり最初から始めても効果を発揮できないセルフケア種目があるということです。
つまり、まずはAというストレッチをしっかりと続け、体がある程度良い状態になってから、次にBというエクササイズを続け、そしてその次にC……という順番で行っていく必要があるのです。
そうすると、体に無理な負担をかけることなく、効率的に肩こりや腰痛を改善することができます。
当協会では、【肩こり・腰痛で悩む人をゼロにする】ことを目標に掲げ、正しいフォームで適切な順番に行う方法を広めています。